子どもの睡眠障害、朝起きれない、起立性調節障害 - ブライトライトME+

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子どもの睡眠障害、朝起きれない、起立性調節障害

子ども・学生の睡眠障害

2000年より以前は、子どもの睡眠障害はそれほど議論されませんでした。大学生の夜型生活は昔から知られていましたが、深刻な睡眠障害としては議論されていなかったように思います。

しかし、最近では子どもの睡眠障害の状況が詳しく調査され、大人の睡眠障害以上に子どもや大学生の睡眠障害が大きな社会的問題として取り上げられるようになりました。更に、「朝起きれない」という状態の子どもの背景には、起立性調節障害や慢性疲労症候群に陥っている場合もあることが少なくありません。

特に将来を背負って立つ子どもの場合、幼い時の心身の健康状態が悪ければ、その先の成長に悪い影響を与えかねません。子どもが睡眠障害に陥ると脳の発達が阻害されるとも言われており、健全な大人に成長できない可能性を考えるととても恐ろしいことです。したがって、日本は国家的に危機にさらされていると言っても過言ではないのです。

佐世保中央病院では、子どもの睡眠障害に光療法を実施

佐世保中央病院の広報誌「はばたき」(平成26(2014)年1月発行)に、朝起き不良の小児に高照度光療法を試みてひじょうに良い成果をあげていることが紹介されています。これには、医療機関や介護施設で使用されるブライトライトME+Pro(非医療器具)が使用されています。

子どもの睡眠障害に光療法実施  子どもの睡眠障害に光療法実施、ブライトライト

ダウンロード: 佐世保中央病院の広報誌(2014年冬号) 
3、4ページに掲載

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この記事によると、佐世保中央病院小児科(犬塚幹先生)で、「望ましい時間に朝起きられないため日常生活で困っている子ども」に焦点をあて、入院で高照度光療法を行う試みを平成25年8月から開始しました。その結果、対象者全員に効果が見られているとのことで、更に症例数を増やしデータ収集しながら効果を検証していき、心身症や不登校の子どもに対する非薬物療法の一つとして期待できるとのことです。

この病院でも、「朝起きられない」、「夜眠れない」といった睡眠にまつわる問題で小児科を受診する子どもが増えてきていること報告されており、子どもの睡眠障害が広く広がっている実態が理解できます。子どもの「起立性調節障害」や「慢性疲労症候群」にも言及されており、高照度光療法が一定の成果を上げていることが紹介されています。

NHK「あさイチ」で、「実は危ない!子どもの寝不足」が放映

NHKでは、子どもの寝不足による深刻な悪影響について「あさイチ」(2014年2月5日)の番組で紹介されました。たかが寝不足と思ってしまいがちですが、子どもの睡眠不足は脳に悪影響を与えたり、高校中途退学の原因になり得ることが最近の調査の結果からわかってきたそうです。また、夜更かしや寝不足が続くと、体内リズムが乱れる「リズム障害」(概日リズム睡眠障害)という病気になり、朝起きることができず、学校にも時間通り通うのが困難となってきます。

  • 脳の成長に悪影響
    睡眠時間が少ない子どもの方が、そうでない子どもよりも海馬の体積が小さい。海馬が小さいことは将来的なアルツハイマー病などのリスクを高める可能性がある。(東北大学加齢医学研究所瀧靖之教授のグループの報告)
  • 高校中退の原因
    高校中退の原因は様々ですが、生活リズムの乱れを挙げた人が多いことが分かりました。「都立高校中途退学者等追跡調査(平成25年3月)」による。
  • リズム障害
    子ども・大学生の睡眠障害概日リズム睡眠障害に陥ると、夜寝つけず、朝起きられなくなり、日中も強い眠気に襲われるなど社会生活に支障をきたします。これを改善するには体内時計を調整して生体リズムを整える必要があり、ブライトライトME+を使った光療法が紹介されました。

子どもの睡眠障害、起立性調節障害に関する問合せ

弊社には、子どもの睡眠障害(概日リズム睡眠障害)、起立性調節障害の問い合わせがよく寄せられ、だいたいそのパターンは似通っています。最初は母親から連絡が入り、話を良く聞いてうちに実は子どもの睡眠障害であるということがわかります。

症状としては、まず「朝起きれない。」という言葉から入ってくる場合が多く見られます。そして、夜寝入るのが遅く、塾通いや深夜のゲーム・携帯電話が絡み、遅刻や不登校気味である場合もあります。このような状況は、中高生だけではなく小学生にも見られます。多くの場合、忙しい子ども社会のなかで生活が夜型にシフトし、健全な生体リズムを維持できなくなって睡眠障害、起立性調節障害などに至っているようです。

専門医の紹介やインターネットの情報により、ブライトライトMEはこのような症状に対しても適用されて効果を発揮しています。

しかし、やや難かしいと感じるのは、入院して光療法を行うのであれば病院の規律に沿って通常の生活リズムに戻しやすいのですが、家で治療する場合はまだ十分に自分を律することができない子どもに任せてしまうとうまくいかない場合も見られることです。そのため、親の適切なサポートを必要とすると感じています。

詳細情報:
子どもの不眠と睡眠障害
子どもの不登校と睡眠障害

大学生の睡眠障害

大学生の睡眠障害

医学学会にブライトライトMEを展示していると、先生方からいろいろな内容のお話しをお伺いする機会があります。その中で興味深いのは、ご自分の大学の学生の睡眠障害に関して悩まれている先生が多いということです。

悩まれている内容はだいたい共通しており、下記のような内容を多く耳にしました。

  • 学生が朝起きれず授業にでられない。
  • 夜のバイトで生活が余計に夜型になっている。
  • 朝方まで起きていて寝ると目覚まし時計の時間に起きれないので、徹夜して学校にくる場合があるが、学校でずっと寝てしまう。
  • 試験が近づくと緊張して余計に寝られず、悪循環に陥ってしまう。

先生方が共通に悩まれているところをみると、大学生全体では相当な割合で睡眠障害に陥っているよう状況を想像できました。体内時計を調整して生体リズムを健全に保ち、有意義な大学生活を送っていただきたいものです。


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