自然な色を再現する演色性
光源によって物が照らされるとき、われわれはそれをある色として認識しますが、光源によってその物の色の見え方が変わって見えます。この色の見えかたが異なる現象を「演色性」といいます。ブライトライトME+のランプは、独自の蛍光塗料により、この演色性が通常ランプに比べて格段に優れています。
演色性はRaの数値で表され、100に近いほど良いとされています。例えば、美術館で使用されているランプはRaは99で、極限まで自然な色で見られるようにしています。一般にRaが90を超えると特に高性能ランプとして認識されています。
出展: 照明学会 技術規格JIES-008より抜粋
Ra 93を誇る高性能ランプ「Medi Bright+」
(JIS規格準拠、日本製)
一般家庭で使用されるランプは、高演色と書かれていてもRaは60~84くらいのものがほとんどです(弊社調査)。それに対してブライトライトME+で使われているランプはRaが93なので、一般ランプに比較して突出して演色性が高く、それだけ自然な色に近い色を再現しています。
演色性と照度を両立することは技術的に難しく、美術館で使われているランプは演色性が高くても非常に暗いランプです。しかし、ブライトライトME+では最高の明るさを出しながらも、高い演色性を確保できるよう様々な設計がなされています。
ブライトライトME+の豆知識 - 光療法と光線療法
光療法、光線療法、キセノン光療法という言葉があります。ユーザーから見ると紛らわしい言葉ですが、光療法は、光線療法やキセノン光療法は全く別ものです。
光療法は、正確には「高照度光療法」と言われ、非常に明るい光を目から取り入れて、視神経を通して脳に働きかけることによる治療法です。
これに対して光線療法やキセノン光療法は、目ではなく身体の患部に光をあてて治療を行うものです。目に光を入れるものではなく適用対象も異なります。